金野 麻理
20代
主婦
社会人になった頃から、PMSの症状がはっきりと出るようになりました。それまでは生理も比較的軽く、PMSなんて自分とは無縁だと思っていたのですが…。結婚して退職した現在も、生理が始まる1週間ほど前からPMSに悩まされています。
私の主な症状は2つあります。まず1つ目がイライラ。たとえば、隣の家の赤ちゃんが泣いているとか、掃除機をかけている最中にコードが抜けてしまったとか、いつもなら気にも留めないようなことにひどく腹を立ててしまいます。頭では「赤ちゃんは泣くものだ」「延長コードを使えば済むじゃないか」とわかっていても、理性より感情が勝ってしまうのです。
クッションを床に投げつけたり、枕に顔を押し付けて大声を出したりして、子どものように癇癪を起こします。パートで接客をしなければいけないので、生理前にお客さんと接するのは本当につらいです。お客さんのちょっとした行動に怒り、ムスッとした表情でお店に出ることもあります。
2つ目は不安感です。もとから心配症なのですが、生理前はそれが顕著になります。家を空ける日にはガスの元栓や窓の施錠を何回も確認し、ドアにカギをかけたあとも「ちゃんとカギを閉めたっけ?」と不安な気持ちが止まらなくなります。
また、友人とメールをしていても「この人、本当は私なんかと連絡を取りたくないんじゃないか」と考え込んでしまい、勝手に暗い気分になることもあります。ネガティブにしか考えられず、生理前はいつも憂鬱です。
そんな私ですが、自分なりの対処方法がちゃんとあります。まず、生理前のイライラにはコーヒーです。カフェインは身体を冷やすので、生理のときには良くないと言われていますが、ストレス解消のために少しだけ飲んでいます。
私はコーヒーが大好きなので、豆をひひいてゆっくりコーヒーを飲むと気分が安らぐのです。チョコレートやクッキーといった甘いものを一緒に食べることも多いです。ほかにも好きな海外ドラマを見たり、漫画を読んで笑ったりして、普段より自分に優しくしてあげることでイライラをやわらげています。
不安感は、根が心配症なのでどうしようもならないのですが、外出前に指差し確認をすることである程度解決しています。「ガスの元栓、OK!窓の施錠、OK!」と、確認しながら家を出る準備をしています。他人から見たらちょっと変な人かもしれませんね。ただ、声に出して確認すると、ただ目視で確認するだけよりも効果がありますよ。
人間関係で不安になったら、誕生日にもらったお祝いメッセージを読んだり、友人と一緒に撮った写真を眺めたりして「この人はこんなに私と仲良くしてくれてる」と再確認することで対処できています。安心できると同時にうれしくなるので、ストレス解消にもなって良い方法だと思います。
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