田上 絵美
30代
パート主婦



三十歳を過ぎる頃から、生理前になると鬱のような症状が出るようになりました。胸が張り、腰が痛いです。今まではどちらかというとそういった感じの身体の違和感が多かったのですが、内面に関して違和感を感じるようになってきたのには少し驚きました。イライラするなどもよく聞きますが、私にはそういった内面的な違和感はあまり無かったからかもしれません。

とにかく家事とパートをするのがやっとで、他は何もしたくない、外に出たくない、朝起きたらカーテンを開けたくないのです。暗い部屋で布団にくるまっていたいというかんじです。何もかも面倒で、気持ちが無になっているような感じで何事にもやる気が起きません。

しかし日々はそうもいってられないので対策として、まずはカーテンを開けるという事をします。その次はベランダに出る事をします。外の空気や太陽に身体を慣れさせて、思いっきり伸びをします。ストレッチしたりして、とにかく身体をゆっくり動かしていくようにしています。

少し手抜きなのですが、家族の朝食は菓子パンを買ってきておいて、テーブルのカゴに置いて好きに食べて出かけてくださいという状態にしておきます。朝からご飯を作るのが辛いからです。

生理前は、自分の気持ちと身体を持ち上げて、パートに出かけたり用事を済ませたりするのがやっとです。そういった意味では、朝ごはんを菓子パンで大丈夫だといってくれた家族に感謝しております。

生理前の鬱症状は生理になると少しずつ改善していき、終わる頃にはすっかり良くなっています。いつもの自分に戻ります。三十歳を過ぎてきて、少し内面的にも色々な変化が出てきたのかもしれません。

今では生理前と生理の時に限らず、ハーブティーを飲むようにしてみたり、お酒は2杯までにしています。夜は色々考えないで、好きな本を読んで過ごしたりなど、精神的にリラックスして過ごすように心がけるのも日常においての対策です。私の場合は、内面的な違和感を持った時から日常の暮らしにも気をつけて、ゆっくりですが変化する事ができました。

悪い面ばかりではなく必ず良い面もあると思い、生活習慣を改善できたという事は年齢を重ねる事も悪くないものだと言い聞かせています。生理は女性にとって避け通れないものですので、不快な症状があれば、自分で考えるのも良いですが家族や友人に聞いて協力してもらって、少しでも快適に過ごせる何かを見つけていけば、日々の暮らしも豊になるかと思います。


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