生理前は色々な形で体に不具合がでてきます。てっきり風邪だと思っていたその喉の痛み、それも生理前ならではの症状かもしれません。いつの間にか治ってしまう喉の痛みは生理とは関係ないと思って忘れがちですが、毎月しっかり症状があらわれるとやはり精神的にも肉体的にもキツイものがありますよね。でも、ちゃんと原因がわかれば対処の仕方もあるんです。
何も飲めないほどの喉の痛みの原因は？
女性は生理によってホルモンのバランスが崩れがちになります。ホルモンバランスが崩れると自律神経のバランスにも影響を及ぼします。生理前はプロゲステロン（黄体ホルモン）の分泌量が増えて体温が高くなり、交感神経が優位に立って緊張状態になるのです。どちらも喉が渇いたような感覚になり、その時点でなにかしらの対処をしておかないと、普段より免疫力が落ちて感染しやすい状態になっているため悪化して喉が痛むことがあります。
ひどくなるとアレルギー症状のようになり、喉の痛みで何も飲めないということにもなりかねません。この症状が生理前だけ起こるようなら、PMS（月経前症候群）の可能性大です。
喉の痛みを和らげるには
まず喉に刺激を与えるタバコやお酒は控えましょう。タバコが喉に悪いのは言わずもがなですが、お酒もかえって喉が渇いてしまいます。大声を出したりカラオケで歌うのも厳禁です。喉が乾燥しないように、室内では加湿器を使い屋外ではマスクをして喉を守ってください。喉が痛くて何も飲めないときは、喉に優しい飲み物をチョイスしましょう。
白湯は血行を良くして老廃物も排泄してくれるのでオススメです。薄めの紅茶にハチミツを多めに入れるのも、喉に優しくて飲みやすいですよ。でもやっぱり痛い、という人は早めに病院で診察を受けましょう。「このぐらいの症状で」といった素人判断はとても危険です。
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