PMS(月経前症候群)症状である生理前ののぼせや頭痛、集中できなかったり痛かったりで、本当につらいものです。他人にはわかってもらえないから余計に大変です。のぼせや頭痛が起きる仕組みを知って、自分でなんとか改善できないものなのでしょうか。

生理前ののぼせや頭痛と女性ホルモンの関係

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生理前には女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増えます。プロゲステロンは妊娠できる体にするため栄養や水分を蓄えるよう変化して、蓄えやすいように血管を拡張させます。拡張された血管は太くなって圧力がかかりにくくなり、血液がながれにくくなって滞るようになります。スムーズに流れなくなった血液は一番上にある頭部にまで行き届きづらくなるのです。

そのため頭部に充分な血流が行かなくなり、頭痛やめまいなどが起きることになります。また女性ホルモンのバランスの乱れから自律神経のバランスも乱れるため、のぼせ体のほてりなどの症状を引き起こしてしまうのです。しかも生理前は女性の体が高温期になるので、実際に熱がある場合も考えられます。

こまめな体温調節と正しい生活リズム

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高温期でほてっていたりのぼせていると体を冷やしたくなりますが、それは逆効果になってしまいます。女性の体は基本的に冷やしてはいけません。とくに腰から下はしっかり保護しましょう。ただあまりにも厚着をすると、汗をかいてかえって体を冷やしてしまうことにもなりかねません。屋内では1枚脱ぎ屋外では上着を着るなど、こまめに体温調節をしてください。

また、PMSの症状がでる大きな要因としてホルモンバランスの乱れがあります。基本ではありますが、規則正しい生活リズム・栄養バランスのいい3度の食事・良質な睡眠をとることでホルモンバランスは整ってきます。適度な運動なども交えながら、生理前ののぼせや頭痛を緩和させていきましょう。


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