吐き気や胃もたれがするといっても一過性のものだから、と我慢していませんか？一時的な症状でも、生理前になると必ずやってくるようならPMS（月経前症候群）かもしれませんよ。PMSの症状は吐き気や胃もたれだけにとどまらず、下痢や胃痛や腰痛などその数は約300種類もあるのです。他の症状まであらわれてこないうちに、対処方法を知って改善しておきましょう。
自分でできる対処法
PMSの症状を軽減するには、ホルモンのバランスを整えることが要となります。そのために自分でできることは、まず体を温めることです。湯船にゆっくり浸かることで全身の血行も良くなり、リラックス効果で自律神経の乱れも改善されます。
また、体を温めて吐き気も抑えてくれるショウガを積極的に使い、栄養バランスの良い食事をとるようにしましょう。ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えるには質の良い睡眠も必須です。早寝早起きの習慣を身につけて適度な運動を心がければ、夜にはぐっすり眠ることができますよ。生理前に吐き気や胃もたれが起きてから慌てて対処するのではなく、日頃の生活から見直していきましょう。
それでもつらい時の対処法
生活リズムを改善しただけでは治まらない場合は、一度婦人科で診てもらいましょう。症状によって、低用量ピルや漢方薬を処方してもらうことができます。PMSによって起こる症状はさまざまで、人によってあらわれる症状がそれぞれ違います。自分に起きている症状をしっかり伝えて、もっとも効果的と思える方法を見つけてもらいましょう。
低用量ピルや漢方薬は副作用が心配、という人にはサプリメントがオススメです。PMSに苦しんでいる人向けのサプリメントもたくさんありますので、成分をよく吟味して選んでくださいね。
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