向井 瑠美
40代
美容師



若い頃から生理痛はあり、つらい時は鎮痛剤を飲んで働いていました。24歳の時、起き上がることもできなくなって、床をはって電話をかけて病院に行ったところ、子宮内膜症と診断されました。治療後しばらくするとまた生理痛は始まりました。排卵期あたりにおなかがずしんと重く、胃の調子が悪くなりました。

生理前に胸が張って痛くなり、ブラジャーのサイズは一つ上げたものを付けていました。出血量は多くはなかったですが、若干長めでした。3日間くらいは痛みがあり毎日薬を3回飲んでいたこともあります。立ち仕事で食事もとれないことが多々あり、いつもふらふらゆらゆらしていた気がします。

何年かに1度3〜6か月の間低量ピルを処方され治療しましたが、しばらくはよくてもまた生理痛が出てきます。薬を飲んで、おなかや腰には貼るカイロを付けていました。生理ではない時も、下着の上に1枚長めのガードルのようなものをはいて冷えないようにしています。本当はパンプスもはきたいのですが、足が冷えると下半身全部が冷えるので、靴下をはくためパンプスはほぼ使いません。

飲み物も、普段は冷たいものが好きですが、生理中は体が冷たい感じがして温かいものが飲みたくなるので、ハーブティーやゆず茶を飲みます。子宮内膜症はなくなったようですが、月経困難症という名前が付きました。ある時、出血の量や色が変わり、その後すぐに妊娠をして、出産後は生理痛も減り出血量も期間も一般的になりだいぶらくになりました。

現在は年齢的に更年期になり生理も不定期なったせいか、生理痛もあまりありません。しかし、2か月以上生理が来ない時は、異常に量が多く下着や洋服、布団を汚すくらいに出血し、2週間以上出血が続くこともあります。そんな時はめまいなのかふらふらグルグルします。

診察を受けたところ、鉄分が足りなくなっていました。体に貯蔵する鉄分というのがある程度必要なようで、出血が続くと貯蔵されていた分も減ってしまい、めまい、動悸、息切れなどが出るそうです。定期的に鉄分の薬を飲んだりして貯蔵量が減らないようにしています。

また、赤身のお肉がよいそうで、脂っこいものは得意ではないですが、牛肉の赤身を食べるようにしていたら、数値もよくなりました。今思えば、学生の頃パンストやタイツが嫌いで、素足で通学をしていました。よく保健の先生に「タイツをはきなさい、ガードルをはきなさい」と言われていたのを思い出します。元々の体質もあると思いますが、若い頃から体を冷やしてきた結果かなと今になって思っています。


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