水口 萌
50代
求職中



私の場合、10代後半からPMSと酷い生理痛に悩まされてました。PMSで、微熱が・情緒不安定・頭痛などです。そのまま生理が始まってもPMSの症状は治まらず、生理痛が追加されるだけでした。月に10日以上37度こえていたので、常に疲れがとない状態でした。

経血の量も多く、生理中は真っ青な顔をしてました。婦人科に見てもらったら、子宮後屈が原因らしかったのですが、治療が必要なレベルではなく、出産したら状況が変わるかもしれません、みたいな事を言われて、その当時彼氏もいなかった私はとってもガッカリして帰ってきました。

それから数十年、サプリメント・漢方・鍼灸・お茶など良いと思ったものは色々試しました。しかし大して差はなく解熱鎮痛剤で何とかしのぐ日々でした。会社も休みがちで、仲間に迷惑もかけていたと思います。40歳を過ぎた頃、会社で意識を失う事が出てきました。内科で見てもらったのですが、これと言って異常はなく、その後いくつもの病院に見てもらっても同じ結果でした。

ダメ元で、心療内科も受信してみました。当時はなんでも良いから助けてって心境でした。そこで情緒不安定対策で抗うつ剤と安定剤を処方されました。ここから体の様子が変わってきました。抗うつ剤の開始時は多少体調不安定になりましたが、今まで悩んでいた生理痛が治まって来たのです。他の生理に関係する症状も治まってきました。

長年悩んでいた生理にまつわる不調は仮面鬱の症状らしかったのです。仕事中に倒れる症状も、パニック発作の可能性が大という事でした。全ての原因は同じだったという事です。その後、生理に関係する不調は市販の解熱鎮痛剤で事足りるようになり、パニック発作も回数は激減しました。

自律神経が乱れやすいのは体質らしく、今でも最小限の抗うつ剤を処方されていますが、主治医からは「この薬の量はお守り程度ですから、いつでもやめられますね。」と言っていただいてます。疲れやすいのも仕方がないので、早めに休み睡眠時間をしっかりとることを気をつけています。後に周りの仲間が、私が倒れる前はスゴく動き回って走り回っているようだったという事に気が付いてくれて「そろそろ休もうか。」と声をかけてくれるようになりました。

現在そろそろ更年期に入る年頃になってその対策で抗うつ剤は少量のんでます。生理のリズムで体調の変化はありますが、普通の方と同じ状態です。もし、医者にかかっても異常はないのに辛い症状が続いてる方がいらっしゃったら、心療内科という選択肢を考慮してみたらいかがでしょうか?


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