中林 英子
20代
フリーター



私が月経前症候群(以下では省略してPMS)をはっきりと自覚しはじめたのはほんの半年ほど前でした。皆さんはそもそも、PMSの存在をご存知でしょうか?現代の世の中では「生理痛」の一言でまとめられがちな女性の生理現象ですが、私自身体感して思ったのが「生理痛よりも辛い」の一言です。

私の生理の始まりは至って普通の中学生頃からでした。では、このときからPMSは酷くはなかったです。高校に上がった私の生理痛ですが、中学生の頃よりも生理痛自体の痛みが増し始めた頃でした。今思い返せば、期末テストや友人関係・・・。親に話せないモヤモヤが一番多かった気がします。

高校3年生辺りから、生理前になると決まってイライラし始めました。ですがこのときはまだ「生理が始まるからだ」などは一切考えてませんでした。晴れて高校を卒業後、専門学校に進学し新たにアルバイトを始めました。

お付き合いする方にも恵まれ、環境が変わり始めた頃、段々と感じることがありました。それまで温厚な母親と彼と過ごせていたのですが、小さなことが気になってしょうがなくなるのです。母親といるときはちょっとしたことが気に障ると「なんでそんなこともわからないの?!」、彼と過ごしている間は「彼と本当に上手く行くのだろうか・・・」とやたら不安定な心の状態になるのです。

私はママっ子で普段は母親が大好きですし、身の回りのことも何も問題なくこなせます。彼とはいつも喧嘩しないとても落ち着く穏やかな関係なのですが、普段なら絶対に思わない「浮気してるんじゃ・・・」「もう私のことなんてなんとも思ってないのでは・・・」という酷くマイナスなことばかり思い始めるのです。

そんな現状に薄々気付き始めているとき、決定的だったのがアルバイト先の女性スタッフの方の言葉でした。「PMSって言葉、知ってる?」最初私は脳内がハテナで一杯でした。「PMS?」。しかし話を聞いているうちに、恐ろしく私の症状と一致していたのです。それと同時にこう思ったのも覚えています。「あぁ、私のこの状態は私だけではないのか」と安心できたのです。

思い返せば、高校の頃からこの状態だった私ですが、ただ自分がイライラしているだけ、生理前だからと諦めていた自分がいました。しかし、そんな必要はなかったんです。話を聞いた私は、初めはかなり不安だったのですが勇気を出して産婦人科に向かうことにしました。

生理痛自体も重めだったのですが、その前に自分の近くにいる大切な人を酷く傷つけてしまうこと、思ってもないことを言ってしまうこと、いつもの正常な自分ではいられないこと、正直にお話しました。先生はホルモンバランスの乱れで現代の女性には多く見られるから貴方だけじゃないよと慰めの言葉と漢方を頂きました。

私の場合は先ほどもお伝えしましたが、生理痛自体が重かったのでピルの処方も薦めていただいたのですが、まだ怖くて手を出していません。ですが人によってはピルを使った方がいつもの生活を送れる方もたくさんいらっしゃるようです。

私はたまたま職場の方にお話し頂けたので自分がPMSだと自覚できましたが、世の中にはまだまだ自分がその状態であること、家族やパートナーがPMSであることを知らない方々も大勢います。家族やパートナーの方にはいつもどおりの状態でなくても、冷たく接せずに寄り添って頂けるだけでも本人の力になります。

また、ご自身で悩んでいらっしゃる方は、まずは一人で抱え込ますに産婦人科に行くことをオススメしたいです。私は漢方の相性がよかったのでだいぶ楽になりましたが、色んな方法があり人それぞれの治療法があるみたいです。まずは一歩踏み出して、産婦人科に相談に行くことがきっと貴方の生活を支えてくださると思います。


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