諏訪 千代子
30代
パート



生理前は特に感じるのが乳房の腫れたような感覚です。触れるといつもよりも固いかな?と感じます。体感的なことよりも、生理前でつらいのは気持ちのコントロールができなくなることです。特に困るのがイライラです。家族に当たりたくもないのにキツイことをいっているようで、生理前だという自覚が自分自身にはないのに、夫は気づいていることもよくあります。

また、接客販売のパートをしているので一緒に働く人やお客様に対してもイライラを感じて、抑えることに必死です。こんな時はとにかく自分の心が平常運転ではないことに早く気づき、物事をゆっくり捉えるよう努力しています。イライラは、心の中で数字を数えて抑えています。

生理中は生きる屍、と例えてもおかしくないくらい動くことができません。生理痛が人よりもキツイ方なのか、鎮痛剤が手放せなくなります。痛みには今のところ鎮痛剤しか対処できるものがありません。体の冷えを感じる時には、おなかにカイロを貼り痛いところを温めるようにしています。意外と効果があるようで、カイロの暖かさを感じる時には痛みが引いています。

また、生理痛がつらい時は、痛みを和らげるために、よく土下座のようなポーズをとっていたのですが、どうやらこのポーズは痛みに対して誤ったポーズではないらしいです。ヨガでは土下座のようなポーズから、さらにお尻をあげ、生理痛を和らげるポーズがあります。土下座するポーズは私にとって痛みが和らぐポーズです。完全に痛みが消えるわけではありませんが、仰向けで寝ているよりはずっとましです。

体がつらい時でも家事はやめられません。できる限りはやっています。痛みの次につらいことといえば、体調に関係なくいつもの生活を続けることかもしれません。特に立ちっぱなしで料理を作るのはとてもしんどいことです。

貧血のためか、調理が終わったあとに鏡を見ると、顔色が真っ青か土気色になっています。そんな時は、調理道具など、最低限のものをリビングへ持って行き、座って料理の下準備をしています。その方がいくらか楽です。少なくとも顔色が悪くなることはありません。

どうやっても生理痛がひどい時、貧血がつらい時は、体がすでに悲鳴をあげている状態です。無理をすればできることはいくらでもあります。ただ、あとで余計につらい思いをするくらいなら、自分のことを甘やかして、寝てしまいます。

これは家族に理解をしてもらってこそできることですが、私の場合、客観的に見てもしんどそうなことがわかるので理解してもらっています。半日寝るだけで動くことはしんどいものの、動けない状態から、少しは動けるまで回復できます。


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