木田 碧
40代
自営業



「月経前症候群(PMS)」は、生理の数日前から生理2日目くらいまで悩まされることがとても多く、年々ひどくなっているのでは?と、思うこともしばしばです。生理周期がもともと安定していないこともあり、「なぜかイライラする」とか「気分が沈みやすくなる」といった感情の揺れから生理がくることを察知する形になるので、予防線を張ることがとても難しい状況です。

生理前日あたりが特にひどく、誰かれ構わず人の顔を見るとイライラしたり、会話をしているだけでなんだか腹が立ったりと攻撃的な気持ちになることが多いのですが、寒い季節になると気分が落ち込む症状に変わっていきます。

「気分が落ち込む」とひとことで言っても状況はさまざまで、ひどい時は「スーパーに買い物にすら行けなくなる」ことや「洗濯物を干すことが難しくなる」というような状態にまでなることもあります。気分が沈んでいて着替えるのがおっくうということもありますが、日中の明るさの中での外出が苦痛になることが行動を制限されてしまう原因のひとつです。

とはいえ、仕事をしなければいけないので、対応策はいろいろ試しました。買い物に関しては、深夜の時間帯に営業しているスーパーに行くことや、安定している期間に作りおいて冷蔵庫に保存しておくというようにして、洗濯物は日が昇ってしまう前に干しておくということで、家族に迷惑を掛けないようにしています。

家族は私以外が全員男性なので、PMSを理解してほしいと思い話し合っても「わがままな…」というひとことで済まされてしまい、さらに辛くなってしまいます。気分が落ち込んでいる時は「なぜ」を考えずに、好きなだけ落ちてみるというふうにしたことで自分に無理が無くなって少し楽になってくる気がします。

つい考えがちな「なぜ落ち込んでいるんだろう」や「なぜイライラするのだろう」という自分の感情に対する疑問は受け流し、好きな香りのアロマオイルを炊いたり、湯船にアロマオイルを垂らしたアロマバスにゆっくり浸かったりします。何も考えない時間を一日に数回作るようにすることで、不安定な感情の自分を受けいれることができるようになりました。

特にアロマバスはおすすめで、締め付け感の一切ない裸の状態であたたかく自分の好きな香りのするお湯に包まれていると、その時の感情によって涙が出てきたりすることもあります。我慢をすることの多い社会生活を送っている状況の中で、涙を流すタイミングを見失っていたので、この対処法によってずいぶん楽になれる気がしています。

「月経前症候群」は女性なら誰でもあることだから甘えてはダメと思ってあらがっていた時期と比べると、情緒が不安定になることをしっかり受け止めて、今の自分が望むことを素直に試してあげることで「難しい自分と上手に付き合っていく方法」を見出していけるようになりました。

気分の不調を受けいれることはとても難しいことですが、疲れた自分が一番素直になれる時期でもあると考えて、3〜4日間は自分の心に寄り添っていると毎月楽に乗り切ることができるようになりした。


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