中山 乃愛
40代
広告業



毎月の生理は28日、29日周期で規則的に来ています。生理が始まると眠くなるという症状以外は、困ったことは出てこないのですが、最も悩ませられているのは、生理の開始4日前から前日に起きるPMSの症状です。かれこれ、10年以上の長い付き合いです。

目立った症状としては、明らかに違う気分のいらいらです。通常であれば、受け流せる人の言動も、この期間はいちいち癇に障ります。ほんの小さな一言にも自分が過敏に反応してしまうので、周囲に対して申し訳なくてなりません。家族には既に話しているのですが、皆、それぞれ忙しくて、私のPMSの時期を毎回覚えているわけでもないので、結局いつでも突然私がキレてしまい、大きな迷惑を掛けることを繰り返してきました。

さすがに私自身も学び、この期間はできるだけ人と関わりを持たないようにスケジュール調整をしたり、睡眠をできるだけ長く質の良いものを取れるように考えたりと工夫をしています。かかりつけの信頼できる婦人科医に相談した経験もあり、漢方薬を処方してもらったのですが私には効き目がありませんでした。

具体的に体に摂取するもので工夫できるものがあるかをPMSの専門書で調べて、アーモンドやブロッコリーに含まれるビタミンEが神経を穏やかに保つのに効果的であると知りました。たまたまどちらの食品も好物でしたので、アーモンドの袋入りを購入し、新鮮なブロッコリーを茹でてタッパに入れて冷蔵庫に置いておき、食事時にできるだけ簡単に摂取できるようにしています。これらの食品は、PMSの時期だけではなく、普段からの摂取を心がけるようにしています。

また、コーヒーや紅茶がとても好物なのですが、それらに含まれるカフェインの刺激が良くないと聞き、これも日常的に一杯でも減らす努力をしています。緑茶も味が好みで以前はよく飲みましたが、やはりカフェインが入っていると知り少なくするように生活習慣を変えました。

ずっと飲まないようにするとストレスで逆に一気にまとめて飲んでしまいそうなので、毎日の生活の中で一回でも多くコーヒーや紅茶、緑茶を我慢できるように努めています。その代わりに白湯や、カフェインが入っていないという麦茶を煮立てて飲むようにしています。

また、あまり人にばかり言えないことですが「普段から言葉がきつい人」というのがいますよね。そういった意地悪であったり、こちらの心にぐさっと刺さるような発言が多かったりすると感じられる相手には、極力このPMSの間には近寄らないことにしています。

PMSにまったくならない女性もいると聞いて、うらやましいと思ったこともありましたが、自分自身が認めてあげなければ体がかわいそうだと考えを改めました。少しずつ具体的な対策を覚えて実践し、PMSが来てもその波間に漂うように生きれば良いのだと、今では受け入れています。


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