田端 杏里
40代
主婦



私は、生理前の3、4日くらい前から月経前症候群(PMS)になります。精神的にとても不安定になり、たいしたことではないのにものすごくイラだったりするのです。自分でも理不尽だと思うのですが、そんなことまで言ってしまうのだろうかと自分で自分がコントロールできなくなります。

考え方は、とにかく否定的になり、どうせ私なんか何もできない、生きててもしょうがないような人間と思ってしまうのです。そんな時期に人間関係や失敗ごとでもあると本当に自分がダメ人間なんだと思い込み、人と話すのも嫌になるのです。引きこもりのような感じにもなり、生きて行くのが嫌になることもあります。

子供がいるのですが、そんな時期は、理不尽に子供を怒るので、子供は納得がいかないのだといつも思っています。こういった時期に、学校の保護者会、PTAの集まり、またはパートの仕事先などで人間関係に問題がでてくると、全部私が悪いからと勝手に思ってしまって、これ以上人と関わりたくないとものすごく落ちこむのです。

そんな時は、顔にもでて言ってはいけないことを言ってしまったり、悪口のようなことを言ってしまったりするのです。いけないと思っていても、自分をコントロールできていないと思う時は、本当に辛いです。自分の感情を抑えられなくなり、心の中のもう一人の自分が別の自分を客観的に見ている感じもするのです。

ほんの3日間くらいなのですが、コントロール不能になる自分が怖く感じるのです。生理が始まると、真逆の考え方になり、肯定的で前向きになるのです。その差が自分でも嫌になり怖くなるのです。私はこのままこういった生活を続けることに、恐怖を感じ始めたのです。

別人になる期間があることを理解して少しでも問題行動、言動がないように過ごすように対策を考えたのです。なるべく精神不安になる期間がわかっているのなら、その3日間くらいは、家でのんびり過ごすようにして人にも会わないようにしました。そして、趣味がなかった私は刺繡でもと思い、なるべく集中できるものをしてみようと思ったのです。

きっと時間に余裕があり暇だからそういったくだらないことを考えると思ったのです。それから、体をほぐすように毎日ストレッチをしました。日々の生活に追われて、のんびりストレッチやマッサージをすることなく寝ていた毎日だったのです。生活に余裕がないのも原因なのかもしれないのです。

完全に、生理前の精神的な不安は取り除けていないですが、刺繡という趣味を始めてから、ストレッチをする時間を設けてから、少し落ち着いたと思います。それでも時々、得体の知れない説明のつかない不安が襲ってくることはありますが、それでも減ったとは思います。


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