馬場 淳子
20代
看護師



女性にとって生理は赤ちゃんを産むための準備であり大切なことなのですが、毎月毎月あの辛さに悩まされていては嫌になってしまいます。私は、つい最近までひどいPMSに悩まされていました。精神面、身体面ともに症状がありましたが中でも辛かったのは身体的症状である生理痛です。

いつも、生理が始まる日から腹痛・腰痛が始まり、1日目、2日目がピークで、長いと3、4日目まで続きます。もちろん痛み止めは飲みますが、少しマシになる程度です。そんな痛みがあったら、必然的に気分も塞ぎ込んでしまいますよね。

生理1日目は特に、何もしたくない、どこにも行きたくないという気分です。そんな日が仕事と被ってしまったらもう最悪です。私は看護師をしており、以前いた病棟は夜勤が多かったので、生理1日目と夜勤が被ることもよくありました。その時が一番辛かったと思います。

救急病棟だったので、基本的に患者さんのベッドサイドから離れられないため、トイレには滅多に行けません。さらに、椅子に座れるは休憩時間だけです。それが、12時間も続きます。仮眠時間も2時間なので、十分に体を休めることもできません。なので、夜勤の日が生理1日目と被ると本当に地獄のようなのです。

そんな時は、痛み止めを普段より多く飲んだり、体を冷やさないようにしたり心がけてなんとか乗り切っていました。しかし最近、私は長年悩んできたひどい生理痛を緩和する方法を発見しました。それは、すごく簡単なことなのですが、とにかく体を温めることです。なぜ今までやってこなかったのだろうと思うくらいに基本的なことでした。

生理の時は血流が悪くなり、それが余計に生理痛を悪化させると聞いたことがあったので、それなら温めればどうだろうと思い、いつも痛い腹部と腰部の2箇所にホッカイロを貼ってみました。すると、いつもの痛みが大幅に減少したのです。これには自分でもびっくりしました。痛み止めの薬よりも効果があるのではないかと思うくらいに、抜群の効果を発揮していました。

私はもともと冷え性であることもあり、やはり体の冷えが重い生理痛を引き起こしていたようです。それからは、季節を問わず生理の時にはホッカイロを貼って過ごしています。夏はさすがに汗をかきますが、痛みが緩和されるのであれば汗くらいは全然我慢できます。

生理痛には様々な原因があり、それは人それぞれだと思います。なので今も尚、生理痛で苦しんでいる人がいれば、自身の生活習慣を見直すことで何か解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか。


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