都築 梨紗
30代
派遣社員



下腹部の左下当たり。この辺が鈍く痛みだすと、「そろそろだなあ」と思います。これが私の生理開始1週間前のサインです。この痛みが始まると、大きく次の5つの症状が現れてきます。

1.抗えない眠気 2.抑えられない食欲 3.逃れられない憂鬱感 4.散漫になる注意力 5.背中の痛み。 とにかく何よりも辛いのが1の眠気です。仕事をしているとき、どうしようもない眠気に襲われます。栄養ドリンクを飲もうが、軽く運動しようが、人と話そうが、フリスクを食べようが、とにかく眠くてしょうがいないのです。

また、朝起きられない、というのも特徴でしょうか。現在は緩めの派遣の仕事をしていますが、過去にハードな営業職をしていたときは本当に地獄でした。対処法としては、もう何をしても眠いのだから、少し眠るということが一番ベストだと気づきました。

仕事中に襲われたら、トイレの個室で3分ほど目をつぶったり、昼休みに机で寝たり、営業のときは電車で少し遠回りをして眠って帰るなんてことをして調整していました。休めるなら、この時期は無理して作業したり仕事をしたりせず多めに睡眠をとるようにします。だらだらと過ごすことに罪悪感を感じそうになりますが、この時期は仕方ない、と割り切ることが重要な気がします。

2つ目の食欲。これももう、あきらめて食べるしかないです。特にチョコレートを欲します。気になるときは、ゼロカロリーのチョコレートを食べたり、低脂肪の牛乳でココアを作って飲んだりなど、できる限り糖分やカロリーの高くない状態で、チョコレートに近いものを食べるということを意識しています。

3つ目の憂鬱感。これも仕事をしているときが一番大変でした。普段だと大して気にならない他人の一言に深く傷ついたり、電車を乗り損なった程度のことで涙が出てきたりします。

対処としては、例えば生理前だと感じる時期に以上のような憂鬱な気分になったら、感情を爆発させる前に深呼吸をして、「今は生理前だからきっとこう思うんだ。」と自分に言い聞かせることです。理由がわからずいつもより落ち込むとなると不安になりますが、「生理前」ということをちゃんと自覚していると少しだけ気分が軽くなります。

また、身近で話せる人には「今生理前でちょっと落ち込みやすくて」という話をすることも誤解を生まずに済むかもしれません。少なくとも夫や仲のいい会社の同僚には話しています。それから、香りのいいハーブティーを飲むと少し気分が落ち着いたりします。私はよくオレンジルイボスティーを飲みます。

4つ目の注意力。普段は間違えないような文章の書き損じや、見落としなどが多発します。対処としてはその時期にできる限りそういった細かい作業をやらないように事前に仕事では準備を進めておく、この時期を避けて作業するというのも一つのやり方です。

ただ、仕事がそのようにコントロールできない場合は、通常よりも丁寧に仕事を見直します。文章などを書いたりする場合も、普段は画面上のみの確認だけしていたとしても、あえてプリントアウトして声にだして読みながら確認する、人に話をするときも普段より一度組み立てを頭の中で整理したり、いったん書き出してから話したりなど、通常よりも丁寧に作業を行っています。時間はかかってもミスをしてさらに時間をかけるよりもそのほうが身を守れると自分に言い聞かせることも大切です。

5つ目の背中の痛み。これはこまめにストレッチをします。背中全体がバリバリと固くなっているのを感じるので、できたらいつもよりゆっくり目にお風呂につかるということも効果があるように感じます。 以上が私の生理前の症状です。


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