高嶋 凪沙
20代
大学生



生理前に辛いと感じるのはPMSの鬱症状もそうなのですが、体重の増加にもうんざりしてしまいます。ただでさえ憂鬱な気持ちがしているのに、体重が増えたりお腹がぽっこりしたりしているのを見るとげんなりしてしまいます。

特に辛いシーンは、デートがあったり友達と出かけたりするのに、体のラインがはっきりするようなお気に入りの洋服を着たい時です。せっかくこれを着ようとしたのに…と渋々洋服をワンピースのような体のラインの隠れる服に変えることもあります。

また、ダイエット中に生理前の体重の増加は気分が落ち込みます。せっかく1ヶ月かけて減らした体重なのに、とか、たくさん食べたわけではないのにどうして体重が増えてるんだろうなど、本当にうんざりしてしまいます。

体重の増加に加えて、体のむくみも感じます。特に脚はひどく、いつも履いているヒールの靴がきつくなって履けないこともあります。
リンパマッサージをすれば一時的に収まるのですが、夕方になるとまたむくんでいます。

対処としては、まずどうして生理中に体重が増え体がむくんでしまうのか、そのメカニズムを理解するよう心がけました。生理前には体が血液を集めて胎盤を作ろうとし、水分や栄養素を普段よりも吸収しようとします。普段循環している水分からそのぶんの水分を持ってきてしまうので、循環する水分が減ってしまいます。

その結果、老廃物を押し流すことが難しくなり、老廃物が体にたまり、むくんで体重が増加してしまうようです。しかしそれは生理前や最中の症状であって、生理が終わってしまえば全て排出されます。そして体重が元に戻り、痩せやすくなる時期がやってきます。

理解することで、ただ生理が終わるのを静かに待てば良いのだなと納得することができました。また、もう体重が増えたのならダイエットなんてやめてしまおう、という気になってしまうこともあったのですが、上記のメカニズムを理解することで一時的なものだからイライラしたりせずに、何もしないでおこう、と我慢できます。

それから、生理中はあえて体重計に乗らない、という方法も試しました。確かに体重の変動がわからず不安にもなるのですが、どうせ増えていることがわかっていて、生理中の減少で仕方のないことならば、いっそのこと考えなければいいのではないかとも考えられます。そうすると大変気が楽になりました。

生理が終わってから体重を量って見ると、元に戻っていました。体重の増加くらいで一喜一憂するもんじゃない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイエット中の方や体型を維持したい方にとっては結構心理的負担は大きいと思います。ですが、まずはメカニズムを理解して、気にしないように努めていただきたいです。


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