堀田 琴
20代
グラフィックデザイナー



私の場合、排卵痛も生理痛もあるので生理中と生理前後1週間は下腹部痛との戦いとなります。排卵痛は排卵前後に両足の付け根あたりが痛むのと、足がしびれるような感覚になります。薬を飲むほどではありませんが、冷えると痛みがひどくなるので特に腰と足首を冷やさないよう服装に気をつけたりしています。

あとは血流が悪くならないよう出来るだけウォーキングをするようにしています。PMSは生理10日前頃から徐々に起こり始めます。諸症状としては、肩こり、腰痛、腹痛、冷え、ストレスを感じやすくなる、頭痛、めまいや吐き気(貧血症状)、お腹が張る、下痢、トイレが近くなる、甘いものが食べたくなる、肌荒れ、体のかゆみ、胸の張り、などです。

特に生理直前には頭痛と肩こり、腹痛がひどくなるので、排卵前後同様冷やさないように服装や飲み物に注意しています。頭痛はもともと偏頭痛持ちなので、吐き気を伴うほどの痛みの場合は薬を飲みます。腹痛についても、立てないほどの切れそうな痛みの場合は薬を飲みます。

薬の服用について気をつけていることは、以前は痛みがひどい場合は早めに薬を飲むようにしていたのですが、その薬がある時期から全く効かなくなってしまったことがありました。なので現在は出来るだけ薬を服用しないでやり過ごすようにしています。

ただ、社内に救護施設や空き部屋がないため、いきなりひどい腹痛が来た時はトイレで休むしかないのですが、あまりにも痛い時は貧血になってしまうので、意識を失いそうになる時が怖いです。あと何故か温泉旅行の時にぶつかる確率があまりにも高くて辛いです。ある程度ぴったり周期で来ているのですが、旅行の予定があるとずれるのです。摩訶不思議です。

頭痛や腹痛の次に辛いのは、ストレスを感じやすくなることです。これは周りの人にも被害が及ぶ可能性があるため、一番気をつけなければならないのですが、どうしても被害妄想が強くなり、結果ストレスを感じてしまうのです。私の場合、どうして私が、などという被害的な思考に偏ってしまうので、鬱っぽくなっているんだと思います。

気づけた場合は「あー、整理中だからイライラしてる」と気をつけるようにし、あとは出来るだけ楽しい予定を増やすようにしています。見たかった映画を見に行くとか、我慢していたものを買ったり、美味しいものを食べたり、運動したり、飲みに行ったり。リフレッシュする機会を出来るだけ増やすようにしています。

人といる方が、不思議と痛みも紛れる気がします。職業上、デスクワークのため肩こりはつきものですが、整理中の肩こりはびっくりするくらいひどいです。肩を上げるのが痛くて伸ばせないくらいになってしまいます。

途中、ストレッチをするようにはしているのですが、その他に月に1度だけリンパマッサージに通っています。通ったあと数日はびっくりするくらい肩が軽くなるので、生理中だけの贅沢にしています。

その他にも豆乳や暖かいハーブティを寝る前に飲んだりなどしていますが、一番効果があるのはストレスを軽減することだと感じています。全ての諸症状はストレスによって悪化することが多いからです。毎月の生理は憂鬱ですが、その代わり生理中にしかできない楽しみもある、というように、特別な「ご褒美」を設けることが大切だと感じています。


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