谷村 紗良
20代
柔道整復師



私は比較的生理痛は軽い方だと思います。しかし、生理前になると決まって出てくる症状があります。それは便秘と肩こりです。 まず便秘についてですが、そもそも普段からお通じは毎日はなく、それが日常的になっているため、あまり辛いと感じることはありません。お通じがあったときに、そういえば何日ぶりかなと思う程度です。それが生理が近付いてくると、さすがに出ていないなと気付くのです。

そして、生理が始まるとともに通常のリズムに戻ります。そのため生理前は体重が増加し、生理中は減少します。体重は毎日量るので、どちらかというと体重をみて便秘に気付くことが多いです。 対策として行っているのが、歩くことと水分補給です。特に歩くことは効果があると感じています。身体を動かさないと腸の動きも悪いのか、たくさん歩くと便秘が解消される傾向にあります。もちろんダメなときもありますが。

次に肩こりです。これも元々もっている症状ですが、特に生理前に強くなる気がしています。私は仕事で人の身体をみて生活や姿勢の指導を行っていますが、生理前は私がみてほしいと思う程です。ひどいと頭痛が起きることもあります。 対策としては、ストレッチと冷やさないことです。やはり、首や肩の周りの血行が悪いと肩こりは起こりますので、血流を改善させることをするのが良いです。

ストレッチは、首の筋肉を伸ばすことと肩を動かして肩甲骨を回す運動をします。肩甲骨周辺の筋肉が固まっていると、肩甲骨が動かなくなってしまい痛みが出たりこりを感じたりしてきます。 生理が始まるとこれらの症状は落ち着くのですが、今度は恥骨の痛みがやってきます。原因のひとつに骨盤の歪みがあり、知り合いの治療家の先生に施術をしてもらったところ、一時期は和らぎましたがまた何回かすると痛みが出てきました。

骨盤の歪みは日常の姿勢の癖などで起こっているので、日々の生活の中で戻っていったのだと思います。原因がわかっていても、なかなか癖を改善するというのは難しいものです。 生理に関する症状は人それぞれですが、その人に合った対策を見つけられると憂鬱な生理期間を少しでも快適に過ごせると思います。

また、女性特有な症状のため、まだまだ理解を得るのが難しい環境の方も多くいると思います。女性の社会進出が増えてきているので、無理をしなくても良いように周囲の人の理解が深まると、より働きやすくなるのではないかと思います。


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