広瀬 若葉
20代
自由業



月経前症候群、PMSは割と最近提唱された概念で、生理前のなんとなく不調だなといった症状の総称です。私は生理前約5日からなんだかやる気が出ず動きたくない、身体がだるい、甘いものやこってり系が食べたくなる、便秘がひどくなるという症状があります。

これは朝仕事に行く前、とりかかるまでがすごくおっくうになったり、仕事中もだるくて早く帰りたくて仕方がなくなったりします。これがとても困り者です。また、女性は体型を気にしているのに食べたくて仕方ない、耐え難い食欲というのもこのPMSの困った症状のひとつです。それらに対し、対策はないかと考え調べた結果と、私なりにこう対処しているという方法をお伝えします。

医学的には低用量のピルや、漢方薬を処方してもらうという方法があります。それでは、使用される漢方薬にどのようなものがあるのでしょうか?
1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)頭重感、めまいやむくみ、冷え症、肩こり、貧血、生理特有の腹痛
2.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)のぼせ、肩こり、腰痛、頭痛、生理前からの腹痛
3.桃核承気湯(とうかくじょうきとう)便秘やのぼせ、肩こり、感情の浮き沈み
4.大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)便秘、下腹部痛
5.加味逍遥散(かみしょうようさん)うつ症状やイライラ、のぼせ、元気が出ない
6.五苓散(ごれいさん)頭痛、むくみ、吐き気
7.温経湯(うんけいとう)のぼせ、腹痛、乾燥
8.当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)冷えと貧血により腹痛が起きている場合痩せ気味で腹筋が緊張して痛む場合
9.半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)喉の詰まり感、不眠、不安感

といった種類が使用されているようです。また、ピルとの併用という方法もあるそうです。
次は私の個人的な対処法です。

1.キツイと思うことは積極的に控える
2.スケジュールはかなり慎重に立てる
3.極力ダラダラする、動きたくない時は動かない、好きなだけ寝る
4.食生活で砂糖、サラダ油を避ける
5.とにかく安静を取り、身体をいたわるように過ごす

こんな感じで私は乗り切っています。
もやもや、イライラには軽い運動で副交感神経を優位にし、身体の血流を良くするという方法もありますが、自分にうそをつかないことです。だるくて寝ていたい時は寝ているのが1番です(笑)

するっと生理になればまた元どおりに活動できますので、とことん自分を甘やかす期間だと思っています。食べ過ぎも1日2日なら大目に見て、生理前だし♪で許しています。こうやって自分を追い詰めない、甘やかしてあげることが大切なんじゃないかなと思います。


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