喉に違和感がある、扁桃腺が赤く腫れている、喉がいがらっぽい、飲み込むと痛みがある、生理前にはいつもこんな症状で苦しんでいる女性が少なくありません。風邪をひいたのかインフルエンザにかかったのか、誰か他の人にうつしはしないかとその度に心配になるそうです。なぜいつも生理前にこの症状が起こるのでしょう。なにか回避する方法はないのでしょうか。
生理前は免疫力が落ちている
女性の体は、排卵後から生理前までの期間で妊娠できるよう準備をします。その時にプロゲステロン（黄体ホルモン）が多く分泌され、鉄分などの栄養素やエネルギーを使って妊娠に備えるのです。すると女性自身の体内からは栄養素が減っていきあらゆる機能が低下します。新陳代謝の低下から血行は悪くなり、免疫力も落ちるため感染を防ぐことが難しくなるのです。
普段ならなんなく防げる炎症も、この時期にはたやすくできません。その結果、喉に違和感があったり痛みがでたり、扁桃腺が赤く腫れてしまったりするのです。
生理前の喉の違和感を回避するには
すでに喉に腫れや痛みがある場合は、風邪で喉が痛いときと同じ対処をしましょう。ひどいようなら医師の診察を受けるべきです。その上でホルモンバランスの乱れからくるPMS（月経前症候群）対策もしてください。
足りない栄養素を補うことで、ホルモンバランスの乱れや血行不良や免疫力低下を改善していくのです。鉄分、マグネシウム、ビタミンEなどは、積極的に摂取してほしい栄養素です。食事から摂るのが困難であれば、PMSに有効なサプリメントを利用するのもいいでしょう。必要な栄養素をまとめてムダなく摂取できます。
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