女性の中には、生理前になると体調をくずしたりイライラしたり普段からは想像もつかないほどの汗をかくという人が多くいます。どれも本人にすれば不本意で不快な症状なのですが、とくに多汗症というのは女性には恥ずかしいものです。ましてそれが目に見える場所ならなおさらです。なぜ生理前に多汗症になるのか、どう対処すればいいのか、それさえわかれば女性はもっと楽になるのではないでしょうか。
生理前に多汗症になる理由
日頃は汗をかかない人が生理前になると多汗症になる理由には、PMS（月経前症候群）が考えられます。生理前というのはホルモンバランスが乱れやすい時期で、女性ホルモンの一つであるプロゲステロン（黄体ホルモン）が多く分泌されます。
このプロゲステロンの働きが強くなると体温が上がりやすくなり、そのため汗の量も多くなりやすいのです。またホルモンバランスが乱れると、脳の同じ場所でコントロールされている自律神経のバランスも乱れてしまい多汗症になることがあります。
多汗症の対処方法
汗がでたらすぐに拭くのが一番ですが、乾いたタオルやハンカチではなく、濡らしたもので拭きましょう。濡らしたタオルやハンカチには、ニオイの元となる雑菌まで取り除いてくれる効果があります。
また大豆イソフラボンなど女性ホルモンに似た働きを持つ成分を食事から取り入れて、エストロゲン（卵胞ホルモン）の働きを強めてプロゲステロンの働きを弱めるようにしましょう。汗の原因となる熱を生みだしやすい肉類を控えめにすることでも、生理前の多汗症を改善することができます。
当サイト推薦! 女性の支持を集めるPMS改善サプリメント
