たっぷり寝たはずなのに寝足りない、寝ても眠気が引かないなんていう症状が女性には定期的に訪れることがあります。眠気があると集中力も欠いてしまうので、日常生活に支障が出てしまうこともあるようです。実は、この眠気の原因には「メラトニン」と呼ばれる睡眠ホルモンが大きく関わっています。

メラトニンって何?

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メラトニンとは、先にも触れた通り睡眠ホルモンのことでこのホルモンによって人は眠くなると言われています。夜に自然と眠くなるのも、このホルモンが増えて眠気を促すからなのです。つまり、睡眠をとる為にこのホルモンはなくてはならない存在なわけです。しかし、生理前になるとメラトニンは減少してしまう傾向があります。

これは、メラトニンの材料であるセロトニンという神経伝達物質が生理前にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減ってしまう関係分泌量が少なくなってしまうからです。材料が不足してしまうとメラトニンも作れる量が少なくなってきますから、結果、眠りが浅くなってしまったり、入眠がスムーズにできないなど、上手く眠れない事態に陥ってしまいます。

メラトニンも被害者!

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睡眠ホルモンと呼ばれるだけあって、生理前に眠気が酷くなるとついメラトニンにいたずらをされているのではないかと疑ってしまいますが、メラトニンも生成するための材料が不足して困っているわけですから被害者と言えます。メラトニンが不足してしまう原因には、根本を辿ると女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことが原因に挙げられるようです。

また、生理前はプロゲステロン(黄体ホルモン)が大量に分泌されることで体温が下がりにくくなり、身体が常に覚醒状態で睡眠が上手くとれなくなることもわかっています。眠気がとれないな、と思ったらホルモンバランスが乱れていると思いましょう。


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